【随時更新】神奈川で建設中・事業計画中の主な一般道・高速道路まとめ (開通情報)
神奈川県内で建設中・整備事業中の主な一般道路・高速道路等(自動車専用道路を含む)を紹介します。
※情報は随時更新していきますが、最新のものでない場合があります。ご了承ください。
高速道路・自動車専用道路等
横浜環状南線
横浜環状南線は釜利谷JCT(横浜横須賀道路)と戸塚IC(国道1号)を結ぶ、2025年度以降に開通予定の自動車専用道路です。栄IC/JCT(仮称)で同じく事業中の横浜湘南道路と接続する予定となっています。
栄IC/JCT付近の工事の様子
当初は2025年度の開通が見込まれていましたが、諸々の理由により計画通りの開通は困難な状況となっています。開通時期は、少なくとも2025年度より先になると考えてよいでしょう。
横浜湘南道路
横浜湘南道路は横浜市栄区の栄IC/JCT(仮称)と藤沢市の藤沢IC(仮称)を結ぶ、2024年度以降に開通予定の自動車専用道路です。栄IC/JCT(仮称)で同じく事業中の横浜環状南線、藤沢IC(仮称)で新湘南バイパスと接続する予定となっています。
横浜湘南道路 トンネル建設予定地
当初は2024年度の開通が見込まれていましたが、諸々の理由により計画通りの開通は困難な状況となっています。開通時期は、少なくとも2024年度より先になると考えてよいでしょう。
新東名高速道路
新東名高速道路は神奈川県海老名市の海老名南JCTから愛知県豊田市の豊田東JCTまでを結ぶ高速道路です。2024年時点では新秦野ICから新御殿場ICまでの区間が未開通となっており、整備事業が進められています(2022年4月に伊勢原大山ICから新秦野ICまでの区間が部分開通)。全線開通は、2027年度を予定しているとのこと。
神奈川県山北町での工事の様子
厚木秦野道路 (国道246号バイパス)
厚木秦野道路は厚木市中依知から秦野市八沢を結ぶ計画の国道246号バイパスです。2024年時点では圏央厚木IC(圏央道)付近、及び伊勢原大山IC(新東名高速道路)付近で事業中となっています。
国道129号 圏央厚木IC付近
一般道路
国道357号 東京湾岸道路 (多摩川トンネル)
国道357号は千葉県千葉市中央区から神奈川県横須賀市までを結ぶ一般国道です。2024年時点では横須賀市夏島町から横浜市金沢区八景島、横浜市鶴見区大黒ふ頭から川崎市川崎区東扇島西端、同市東扇島東端から羽田空港までの区間が未開通となっています。これらのうち、夏島町から八景島までの区間と浮島町から羽田空港までの区間(多摩川トンネル)では整備事業が進められています。
鴨居上飯田線
鴨居上飯田線は、横浜市都筑区池辺町付近から同市泉区上飯田町付近(境川手前)までを結ぶ、横浜市の都市計画道路です。2023年3月に二俣川駅南口付近~さちが丘付近までの区間が開通し、同年時点での未開通区間は鴨居七丁目(こざか第二公園)付近~新井町付近と下白根交差点(国道16号交点)~二俣川駅南口付近となっています。
2024年時点では未開通区間のうち、本宿町付近(保土ヶ谷二俣川線との交点周辺)~二俣川駅南口周辺(※1)については整備工事が進められています。2025年度完成予定とのことで、完成すれば二俣川駅周辺の利便性が大幅に向上するものと思われます。
※1 二俣川駅南口周辺
山下長津田線
山下長津田線は、横浜市中区山下町から同市緑区長津田町までを結ぶ、横浜市の都市計画道路です。完成すれば山下公園・中華街付近から町田市との市境付近までが一つの道路で結ばれることになります。
2024年時点では、青砥上星川線との交差点である鴨居五丁目付近(※1)~菅田道路との合流点である東鴨居中学校南側信号付近(※2)、菅田交差点~三枚町交差点が未開通となっていますが、前者区間については整備工事が進められています。開通すれば、鴨居駅南口付近の渋滞が大幅に緩和されるでしょう。詳細はこちらの記事を参照してください。
※1 鴨居五丁目付近 T字路の先が整備される予定
※2 東鴨居中学校南側信号付近 (菅田道路との合流点)
川崎町田線 (恩田地区・田奈地区)
川崎町田線は神奈川県川崎市川崎区の元木交差点と東京都町田市原町田二丁目付近を結ぶ神奈川県道・都道です。2024年時点では、恩田地区(田奈小学校入口交差点~上和田バス停付近)で渋滞解消のための短絡線 (バイパス) の工事が行われています(※1)。また、隣接する田奈地区でも道路拡幅の計画があります(※2)。詳細はこちらの記事を参照してください。
※1 恩田地区で工事中の短絡線 (田奈小学校入口交差点付近, 2022年撮影)
※2 田奈地区で拡幅のため確保したと思われる用地
宮内新横浜線 (等々力大橋)
宮内新横浜線は神奈川県川崎市中原区宮内と同県横浜市港北区新横浜を結ぶ都市計画道路です。(仮称)等々力大橋(※1)を架橋して多摩川を渡り、東京都側の目黒通りと接続する計画もあります。2024年時点では等々力大橋の下部工事が進められている他、多摩川沿いの多摩沿線道路~国道409号(西下橋交差点)の区間も事業中となっています。
2023年8月26日に、尻手黒川道路との交差点(※2)~県道106号との合流点までの区間が開通しました。
※1 工事中の (仮称) 等々力大橋
※2 尻手黒川道路と宮内新横浜線の交差点
横浜市道環状3号線 (国道1号接続ランプ)
環状3号線は横浜市磯子区杉田五丁目と同市都筑区佐江戸町を結ぶ、横浜市の都市計画道路です。2024年時点では、戸塚での国道1号との接続ランプ~中原街道の瀬谷区二ツ橋町までの区間が未開通となっています。(瀬谷区二ツ橋町~都筑区佐江戸町までの区間は中原街道との重複区間)
国道1号下り線との接続ランプ(※1)については2022年3月24日に開通済みとなっており、現在は上り線の接続ランプが事業中です。開通は2026年度を目指しているとのこと。将来的には、圏央道の一部を構成する横浜環状南線(2025年度以降開通予定)の戸塚IC(仮称)とも接続する見込みとなっています。
※1 国道1号下り線接続ランプ (開通済み)
宮上横山線 (多摩ニュータウン通り)
宮上横山線は、相模原市中央区横山と同市中央区宮下本町(境川付近)を結ぶ、相模原市の都市計画道路です。2024年時点では、東橋本二丁目交差点(※1)から境川付近(※2)までの区間が未開通となっています。
未開通区間においては2017年頃より工事が進められていて、完成した暁には、東京都側で延伸工事中の多摩ニュータウン通りと接続することになります。2025年開通予定とのこと。
※1 東橋本二丁目交差点
※2 境川付近
詳細はこちら↓
★【宮上横山線】多摩ニュータウン通り東橋本延伸工事の様子 (2023年12月時点)
津久井広域道路
津久井広域道路は、相模原市緑区の橋本五差路交差点から圏央道相模原ICを経て中央道の相模湖ICまでを結ぶ計画の構想路線です。2024年時点では串川ひがし地域センター(※1)付近より先の区間が未開通となっており、そのうち県道513号線との交差点までの区間では整備事業が進められています。
※1 串側ひがし地域センター ここより西側の区域が未整備
県道42号 藤沢座間厚木線
県道42号藤沢座間厚木線は藤沢市葛原から厚木市三田までを結ぶ道路です。2023年時点では終点の中三田陸橋上交差点(※1)から県道63号三田小学校入口交差点までの延伸が計画されており、実際に整備事業が進められています。2026年度開通目標とのこと。
※1 中三田陸橋上交差点の下
県道603号 西富岡バイパス
西富岡バイパスは伊勢原市上粕屋の石倉橋交差点から同市西富岡の分れ道交差点を結ぶ道路です。2024年1月時点では、日向薬師入口交差点(※1)から分れ道交差点(※2)までの区間が未開通となっていましたが、2024年3月25日に同区間が開通し、ついに全線開通となりました。
なお、新東名高速道路伊勢原大山ICの出入り口はこの道路と接続しています。
※1日向薬師入口交差点
安浦下浦線 (県道27号バイパス)
都市計画道路安浦下浦線は横須賀市安浦町から同市津久井までを結ぶ都市計画道路です。2024年時点では、長沢6丁目交差点から三浦しらとり園入口交差点までの区間約0.4kmが整備中となっています。
※整備区間中のうち、長沢6丁目交差点側の約0.2kmについては、2022年11月に暫定供用が開始されました。
小田原山北線 (県道74号バイパス)
神奈川県道74号小田原山北線は小田原市城内の青橋東側交差点から山北町内の岸入口交差点までを結ぶ道路です。2024年時点では、小田原市内の山神下交差点(※1)から同市内穴部駅入口交差点(※2)までの区間でバイパス工事が実施されています。小田原厚木道路と並走する区間の一部はトンネルとなる予定です。
※1 山神下交差点
※2 穴部駅入口交差点付近