【随時更新】鉄道ラストラン・引退情報まとめ (関東大手私鉄・地下鉄編)

この記事では関東大手私鉄および地下鉄各線の車両のうち、ラストランや引退が迫っているものを紹介します。
※情報は随時更新していきますが、最新のものでない場合があります。ご了承ください。
目次
小田急8000形
具体的な引退時期はまだ決まっていないものの、2022年の秋ごろからチラホラ廃車が発生し始めており、注意が必要です。25年3月時点では残り16編成と、まだ一定の勢力を保っていますが、余裕のあるうちに撮っておいた方が良いのは間違いないでしょう。
なお、小田急8000形の一部は西武鉄道に譲渡されます。国分寺線などにおいて、2025年5月末の運行開始を予定しているとのことです。24年5月20日には、譲渡編成の第一弾として8261Fが新秋津まで甲種輸送されました。
東急大井町線9000系・9020系
2025年の夏以降に、当形式を置き換えるための新造車両 (6020系) が導入される予定となっています。25年2月には最初の離脱編成として、9005Fが廃車回送されました。
なお、8500系8631Fの引退に伴い、東急線の最古参編成は9000系9001Fとなっています。また、当形式の一部は西武鉄道に譲渡される予定です。多摩川線・多摩湖線・秩父線・狭山線などにおいて、2025年度以降の運行開始を予定しているとのこと。
京成3600形・3400形
2025年3月時点で3600形は残り2本(3668F&3688F)、3400形は残り1本(3448F)となっています。2023年に3100形が1編成追加増備された他、2024年7月には新型の3200形が甲種輸送されましたので、引退の時期は刻々と迫っているとみて良いでしょう。
※24年11月追記
3688Fについては無事検査入場を果たしたため、当面は引退しない可能性が高まりました。
西武10000系
池袋線・秩父線系統からは既に撤退しています。新宿線に関しては、2026年度より特急向けに新型車両が導入される予定とのことですので、その辺りから置換えが始まるものと思われます。
西武新101系
具体的な引退時期などはまだ決まっていないものの、車齢を考えるとそう遠くないうちに引退しそうです。余裕のあるうちに撮っておいて損はないでしょう。
2020年10月に多摩湖線で9000系(西武)が運転を開始し、置き換えが進んでいます。25年3月時点では、残り7本です。2025年度以降、東急9000系が西武の支線系統に入ってくる予定となっていますので、引退はその辺りとなる可能性が高いでしょう。
※22年3月上旬に259Fが廃車回送されたことで、所沢工場製は263Fのみとなっています。
西武旧2000系
2025年3月時点では、8両編成及び6両編成は全て引退、2両編成が残り2本となっています。
2022年6月に2413F、8月に2033F、10月に2027F、12月に2405F、2023年3月に2403F、10月に2031F、2024年1月に2409Fが引退となりました。2413F&2027Fの廃車に伴い、3色LED車については全滅となっています。また、2403Fの廃車に伴い旧2000系の幕車は完全消滅となりました。
東武8000系 (8500型含む)
関東屈指のご長寿車両として知られる東武8000系ですが、徐々に数を減らしてきています。野田線に関しては、25年春より新型車両の80000系が投入されていくとのことですので、(野田線の)8000系は数年以内に引退となる可能性が高そうです。25年3月時点では、野田線に6連が15編成+1編成在籍しています(23年11月に8150Fが廃車)。
なお、動態保存されていた伝説の車両、8111Fが23年11月より定期運用を開始した関係で、野田線の8000系は一時的に1編成増えた形となりました。元々野田線の8000系は16編成でしたが、8111Fが定期運用を開始した関係で一時的に17編成になり、その後8150Fが廃車となったことで16編成に戻った形です。
また、野田線以外では春日部支所の8500型も数を減らしてきているので、こちらも注意をした方が良いでしょう。24年2月には8562Fなどが廃車になり、25年3月時点では残り3本 (鉄道博物館に展示される予定の8577Fを含めると残り4本) となっています。
東京メトロ8000系
2021年8月9日に8107Fが廃車となり、いよいよ18000系による置き換えが始まりました。2025年~2026年頃までには、全て引退するものと思われます。
25年3月時点では、残り7本となっています。
2022年6月10日に8117Fが廃車回送されたことで、3色LED車は完全消滅となりました。
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横浜市交通局3000A形
ブルーラインを走る3000A形は、新型の4000形により置き換えが進められています。地下鉄のため撮影地が限られますから、時間に余裕をもって撮っておいた方が良いでしょう。2025年3月時点では、残り2本となっています。
京王7000系
京王7000系は5000系により、徐々に置き換えが進められています。2026年からは新型の2000系も導入されますので、そちらによる置き換えも将来的には進められることでしょう。
2025年1月時点では、まだそれなりの規模で勢力を維持していますので、余裕のあるうちに撮影しておくことをオススメします。
24年2月には7709F、24年6月には7804F、24年9月には7702F、25年1月には7805F、25年2月には7704Fが廃車になりました。
京急1500形
2023年9月に、6連の1561Fが廃車になりました。同年12月には4連の1521Fと1525Fも廃車になっています。数年前から再び数を減らし始めているので、注意が必要です。
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