【随時更新】鉄道ラストラン・引退情報まとめ (関東大手私鉄・地下鉄編)
この記事では関東大手私鉄および地下鉄各線の車両のうち、ラストランや引退が迫っているものを紹介します。
※情報は随時更新していきますが、最新のものでない場合があります。ご了承ください。
目次
小田急8000形
具体的な引退時期はまだ決まっていないものの、2022年の秋ごろからチラホラ廃車が発生し始めており、注意が必要です。24年11月時点では残り16編成と、まだ一定の勢力を保っていますが、余裕のあるうちに撮っておいた方が良いのは間違いないでしょう。
なお、小田急8000形の一部は西武鉄道に譲渡されます。国分寺線において、2024年度以降の運行開始を予定しているとのことです。24年5月20日には、譲渡編成の第一弾として8261Fが新秋津まで甲種輸送されました。
東急大井町線9000系・9020系
2025年度以降に、当形式を置き換えるための新造車両が導入される計画となっています。急行で使用されている6020系をベースとした車両になるようです。
なお、8500系8631Fの引退に伴い、東急線の最古参編成は9000系9001Fとなっています。また、当形式の一部は西武鉄道に譲渡される予定です。多摩川線・多摩湖線・西武秩父線・狭山線において、2025年度以降の運行開始を予定しているとのこと。
京成3600形・3400形
2024年11月中旬時点で3600形は残り2本(3668F&3688F)、3400形は残り1本(3448F)となっています。2023年に3100形が1編成追加増備された他、2024年7月には新型の3200形が甲種輸送されましたので、引退の時期は刻々と迫っているとみて良いでしょう。3688Fについては2024年中に検査期限を迎えます。
※24年11月追記
3688Fについては無事検査入場を果たしたため、当面は引退しない可能性が高まりました。
西武10000系
池袋線・秩父線系統からは既に撤退しています。新宿線に関しては、2026年度より特急向けに新型車両が導入される予定とのことですので、その辺りから置換えが始まるものと思われます。
西武新101系
具体的な引退時期などはまだ決まっていないものの、車齢を考えるとそう遠くないうちに引退しそうです。余裕のあるうちに撮っておいて損はないでしょう。
2020年10月に多摩湖線で9000系(西武)が運転を開始し、置き換えが進んでいます。24年11月時点では、残り7本です。2025年度より、東急9000系が西武の支線系統に入ってくる予定となっていますので、引退はその辺りとなる可能性が高いでしょう。
※22年3月上旬に259Fが廃車回送されたことで、所沢工場製は263Fのみとなっています。
西武旧2000系
2024年11月中旬時点では、8両編成及び6両編成は全て引退、2両編成が残り2本となっています。
2022年6月に2413F、8月に2033F、10月に2027F、12月に2405F、2023年3月に2403F、10月に2031F、2024年1月に2409Fが引退となりました。2413F&2027Fの廃車に伴い、3色LED車については全滅となっています。また、2403Fの廃車に伴い旧2000系の幕車は完全消滅となりました。
東武8000系 (8500型含む)
関東屈指のご長寿車両として知られる東武8000系ですが、徐々に数を減らしてきています。野田線に関しては、25年春より新型車両の80000系が投入されていくとのことですので、(野田線の)8000系は数年以内に引退となる可能性が高そうです。24年11月時点では、野田線に6連が15編成+1編成在籍しています(23年11月に8150Fが廃車)。
なお、動態保存されていた伝説の車両、8111Fが23年11月より定期運用を開始した関係で、野田線の8000系は一時的に1編成増えた形となりました。元々野田線の8000系は16編成でしたが、8111Fが定期運用を開始した関係で一時的に17編成になり、その後8150Fが廃車となったことで16編成に戻った形です。
また、野田線以外では春日部支所の8500型も数を減らしてきているので、こちらも注意をした方が良いでしょう。24年2月には8562Fなどが廃車になり、同年10月時点では残り6本となっています。
東京メトロ8000系
2021年8月9日に8107Fが廃車となり、いよいよ18000系による置き換えが始まりました。2025年~2026年頃までには、全て引退するものと思われます。
24年11月中旬時点では、残り7本となっています。
2022年6月10日に8117Fが廃車回送されたことで、3色LED車は完全消滅となりました。
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東京メトロ02系
新型の2000系による置き換えが進んでおり、2024年3月31日には最後まで残っていた02-101Fが運用を離脱しました。このまま引退かと思われていましたが、同年5月28日、2か月ぶりに運用に復帰したことが確認されたため、どうやらまだ完全引退には至っていないようです。とはいえ、同日の復帰以降定期的に運用に入っているわけではありませんので、そこのところは注意してください。特段の事情がない限りは、運用に入らないと考えておいた方が良さそうです。実際、24年10月時点では最初の復帰以降に営業運転に入った形跡は見られていません。
なお、支線向けの80番台については、22年8月27日のダイヤ改正をもって全て引退となっています。(丸ノ内線全区間の列車が6両編成に統一されたため)
横浜市交通局3000A形
ブルーラインを走る3000A形は、新型の4000形により置き換えが進められています。地下鉄のため撮影地が限られますから、時間に余裕をもって撮っておいた方が良いでしょう。2024年10月時点では、残り2本となっています。
京王7000系
京王7000系は5000系により、徐々に置き換えが進められています。2026年からは新型の2000系も導入されますので、そちらによる置き換えも将来的には進められることでしょう。
2024年10月時点では、まだそれなりの規模で勢力を維持していますので、余裕のあるうちに撮影しておくことをオススメします。
24年2月には7709F、24年6月には7804Fが廃車になりました。
京急1500形
2023年9月に、6連の1561Fが廃車になりました。同年12月には4連の1521Fと1525Fも廃車になっています。数年前から再び数を減らし始めているので、注意が必要です。
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