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【目黒駅は品川区】駅名と地名(所在地の自治体名)が異なる駅を紹介 (18駅)

2021/11/14
 
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駅名と地名(所在地の自治体名)が一致しない駅を18駅程紹介します。併せて、駅の一部区画において駅名と地名(自治体名)が一致しない駅についてもいくつか紹介をします。



駅名と地名(自治体名)が一致しないケース

 

(小田急線)足柄駅 (神奈川県小田原市)

小田急小田原線の足柄駅は小田原市内にあり、南足柄市や足柄上郡・足柄下郡の町村内にはありませんが、駅名は “足柄” となっています。かつて駅周辺の住所が足柄下郡足柄村であったことに由来するそうです。足柄下郡足柄村は1940年の町制施行後、最終的には周辺自治体と合併して小田原市となっています。

(JR御殿場線)足柄駅 (静岡県駿東郡小山町)

JR御殿場線の足柄駅は静岡県駿東郡小山町内にあり、神奈川県内の南足柄市や足柄上郡・足柄下郡の町村内にはありません。開業時には駅周辺地域が足柄村に属していたため、この駅名となったようです。(足柄村は1955年に小山町に吸収合併されています)

厚木駅 (神奈川県海老名市)

小田急小田原線及びJR相模線の厚木駅は厚木市内ではなく、お隣海老名市内にあります。厚木市とは相模川を挟んで約500mの距離にあり、厚木の方が人口が多いことから海老名ではなく厚木の名を冠したとの説があるようですが真相は不明です。

清洲駅 (愛知県稲沢市)

JR東海道本線の清洲駅は清須市ではなく、稲沢市内にあります。駅名の清洲と自治体名の清須は漢字が異なるので注意が必要です。

四条畷駅 (大阪府大東市)

JR学研都市線(片町線)の四条畷駅は、四條畷市ではなく大東市内にあります。駅ができた当初は大東市という地名はなく、周辺の広域地名が四條畷であったことから四條畷駅と名づけられました。後に常用漢字を用いた四条畷駅と改められ、現在に至ります。四条畷駅と四條畷市、漢字が異なるので注意が必要です。

品川駅 (東京都港区)

JR各線や京急線などが乗り入れる品川駅は、品川区ではなく港区内にあります。駅名は東海道の品川宿に由来しますが、当時の明治政府が宿場付近を避けて北寄りに駅を建設したため、駅名と地名の不一致が発生したと言われています。宿場を回避した理由については、政府が日本初の営業用鉄道路線の開通(1872年)を急いだため等諸説ありますが詳細は不明です。

品川駅が品川宿より数km程北の位置に建設された関係で、北品川や南品川、東品川といった地名は全て品川駅よりも南に存在します。そのため、京急の北品川駅は品川駅よりも南に位置するというある種の矛盾が生じています。

下板橋駅 (東京都豊島区)

東武東上本線の下板橋駅は、板橋区内ではなく豊島区内にあります。東上線の開業当初は板橋区内にありましたが、1935年の複線化工事の際に駅舎が移転して現在の位置になりました

東武練馬駅 (東京都板橋区)

東武東上本線の東武練馬駅は、練馬区内ではなく板橋区内にあります。開業時から板橋区の徳丸という場所に位置していますが、知名度が低いという理由で駅の南側の地名である練馬の名前を冠したそうです。

駅南側には旧川越街道が通っていて、かつては下練馬という宿場町でした。現在でも、富士塚等からその遺構が確認できます。

戸狩野沢温泉駅 (長野県飯山市)

野沢温泉の玄関口となる駅ですが、野沢温泉村ではなく飯山市内にあります。野沢温泉村は、日本で唯一市町村名に “温泉” が入っている自治体です。日本屈指の規模を誇る野沢温泉スキー場があるため、冬場は温泉とスキーを同時に楽しむことができます

なお、野沢温泉へのアクセスに関しては北陸新幹線も止まる飯山駅からの方が便利です。(飯山駅から野沢温泉へ直通バスが出ています)

戸狩温泉・野沢温泉周辺の宿泊情報

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中浦和駅 (埼玉県さいたま市南区)

JR埼京線の中浦和駅は、さいたま市浦和区ではなくさいたま市南区内にあります。浦和市・与野市・大宮市の合併によりさいたま市が誕生する以前は浦和市内にあったため、このような駅名となっています。

博多南駅 (福岡県春日市)

JR博多南線の博多南駅は福岡市博多区ではなく、春日市内にあります。博多南線は博多駅から山陽新幹線の車両基地(博多総合車両所)までの回送線を旅客化した路線であり、終点の博多南駅は博多総合車両所構内、すなわち車両基地の中で営業をしているという珍しい駅です。博多総合車両所は春日市と那珂川市に跨っており、博多南駅は春日市側に位置します

箱根板橋駅 (神奈川県小田原市)

箱根登山鉄道鉄道線の箱根板橋駅は神奈川県箱根町ではなく、小田原市内にあります。住所は小田原市板橋なので、箱根登山鉄道の板橋駅という風に解釈すれば必ずしも駅名と地名の不一致とは言えないかもしれません。

東淀川駅 (大阪府大阪市淀川区)

JR東海道本線(京都線)の東淀川駅は大阪市東淀川区ではなく、淀川区内にあります。1974年に東淀川区が東西(東淀川区と淀川区)に分割されるまでは駅の全区画が東淀川区内にあり、駅名と地名(自治体名)の不一致は起きていませんでした。

南浦和駅 (埼玉県さいたま市南区)

JR京浜東北線・武蔵野線の南浦和駅はさいたま市浦和区ではなく、南区内にあります。中浦和同様、浦和市・与野市・大宮市の合併によりさいたま市が誕生する以前は浦和市内にあったため、このような駅名となっています。(ただし、中浦和と違ってこちらは住所に南浦和の文字が入っています。南浦和駅の住所は、さいたま市南区南浦和2丁目37-2です)

南新宿駅 (東京都渋谷区)

小田急小田原線の南新宿駅は、新宿区ではなく渋谷区内にあります。元々は小田急本社前駅(※)という名前でしたが、戦時中に小田急電鉄が大東急になった関係で南新宿駅と改称されました。終戦後に小田急は大東急から独立するも、駅名は南新宿のまま現在に至っています。

※小田急の本社は1975年まで南新宿駅付近にありました。現在は、西口の新宿郵便局付近にあります。

武蔵浦和駅 (埼玉県さいたま市南区)

JR埼京線・武蔵野線の武蔵浦和駅は、さいたま市浦和区ではなく南区内にあります。中浦和及び南浦和同様、浦和市・与野市・大宮市の合併によりさいたま市が誕生する以前は浦和市内にあったため、このような駅名となっています。

武蔵大和駅 (東京都東村山市)

西武多摩湖線の武蔵大和駅は、東京都東大和市ではなく東村山市内にあります。1930年に開業してから1936年に現在の場所へ移転するまでは北多摩郡大和村(現在の東大和市)にあったため、この駅名となっています。

目黒駅 (東京都品川区)

JR山手線等が乗り入れる目黒駅は、目黒区内ではなく品川区内にあります。開業当初から地名と駅名が一致しておらず、理由については今でもよくわかっていないそうです




 

おまけ: 駅の一部区画で、駅名と地名(自治体名)が一致しないケース

 

板橋駅 (東京都北区、豊島区、板橋区)

JR埼京線の板橋駅は北区・豊島区・板橋区の3区に跨っており、北区・豊島区の部分については駅名と地名(自治体名)の不一致といえます。住所としては西口が板橋区板橋、東口が北区滝野川、駅南側が豊島区上池袋となります。

山崎駅 (大阪府島本町、京都府大山崎町)

JR東海道本線(京都線)の山崎駅は京都府大山崎町と大阪府島本町に跨っています。ただし、大阪府側については住所が島本町山崎となっているので、駅名と自治体名は異なるものの地名との不一致ではありません。

なお、大阪府島本町の郵便番号や市外局番は京都府大山崎町と同じものとなっています。経済的にも大山崎町との結びつきが強い地域です。

京都府大山崎町周辺の観光地情報はこちら

 

北伊丹駅 (兵庫県川西市、兵庫県伊丹市)

JR福知山線の北伊丹駅は兵庫県川西市と兵庫県伊丹市に跨っており、川西市の部分については駅名と地名(自治体名)の不一致といえます。北口が川西市、南口が伊丹市です。

新宿駅 (東京都渋谷区、新宿区)

JR線や小田急、京王、メトロ、都営地下鉄などが乗り入れる新宿駅は渋谷区と新宿区に跨っており、渋谷区の部分については駅名と地名(自治体名)の不一致といえます。概ね甲州街道より南の部分が渋谷区になります。

新宿三丁目駅 (東京都渋谷区、新宿区)

東京メトロと都営地下鉄が乗り入れる新宿三丁目駅は新宿駅同様渋谷区と新宿区に跨っており、渋谷区の部分については駅名と地名(自治体名)の不一致といえます。といっても副都心線ホームの南部E8出口付近が渋谷区内を掠めるのみで、丸ノ内線ホームを始め大部分は新宿区内にあります。

三鷹駅 (東京都武蔵野市、三鷹市)

JR中央線快速・中央総武線各駅停車の三鷹駅は武蔵野市と三鷹市に跨っており、武蔵野市の部分については駅名と地名(自治体名)の不一致といえます。

駅の真下を通る玉川上水が市境となっており、北側と東側は武蔵野市、西側と南側は三鷹市となっています。



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